筋肉痛が残っているのにトレーニングしても大丈夫?

〜回復を味方につける賢い体づくりのコツ〜

トレーニングを頑張っていると、必ず感じる「筋肉痛」。
3日経ってもまだ痛みがあると、
「このまま動かしても大丈夫かな?」と不安になりますよね。

実はその痛み、「筋肉が成長しているサイン」でもあるんです。
ただし、痛みの程度によって動かして良い日・休む日を見極めることが大切です。


筋肉痛は「体が強くなろうとしている証拠」

筋トレで筋肉が細かく傷つくと、その修復過程で痛みが出ます。
この修復(回復)によって筋肉は以前よりも強くなり、
これがいわゆる「超回復」と呼ばれる現象です。

つまり、筋肉痛がある=体が変わっている途中ということなんです。


3日経っても痛みがあるのは普通?

実は、筋肉痛が2〜3日続くのはまったく問題ありません。
特に以下のような場合は、回復が少しゆっくりでも自然です。

  • 久しぶりに運動した
  • 新しいメニューに挑戦した
  • いつもより重い負荷を使った

ただし、「階段を降りるのもつらい」「触ると痛い」などの強い痛みは、
筋肉の炎症やオーバーワークの可能性があるため、無理せず休みましょう。


同じ部位をトレーニングしてもいいかの目安

痛みの強さトレーニングの可否おすすめの対応
軽い筋肉痛(少し張る程度)◎OK軽めに動かして血流を促す
中程度(張りや鈍い痛み)○様子を見てストレッチ・ウォーキングなど
強い痛み(動作に支障あり)×NG休息・栄養補給・入浴で回復を優先

軽い筋肉痛なら、軽いトレーニングをすることで血流が良くなり、
むしろ回復が早くなることもあります。

【軽い筋肉痛ならOK】

  • 例:筋肉が「張ってる」「少し重い」「違和感がある」程度
  • この場合は、軽めに動かした方が血流が良くなり、回復が早くなります。

👉 目安:

  • 負荷を半分くらいに下げる
  • 回数を減らす(いつもより2〜3割少なめ)
  • ストレッチやフォーム確認中心にする

つまり、「リカバリートレーニング」と捉えればOKです

筋肉痛を早く和らげる3つの習慣

① 栄養をしっかりとる

筋肉の修復にはタンパク質+炭水化物が必要不可欠。
鶏肉・魚・卵・プロテインをバランス良く摂りましょう。

② しっかり寝る

筋肉の回復は睡眠中に行われます。
6〜8時間の“質の良い睡眠”を意識して。

③ ストレッチ&温浴

血流を促すことで回復がスムーズになります。
お風呂で体を温めてから、軽くストレッチするのが効果的です。


まとめ|痛みを敵にせず、味方にしよう

筋肉痛は、体が頑張って変わろうとしている証拠。
無理をせず、「動かす」「休む」「栄養をとる」のバランスが大切です。

頑張る日と休む日。どちらも“トレーニングの一部”。

TRANCE GYMでは、あなたの体調や目的に合わせて
最適なトレーニングのペースをサポートします。